ChatGPTって何ができる?両親にすすめたきっかけと無料版の使い方
最近、テレビやインターネットで「ChatGPT」という言葉を見かけることが増えました。
便利なAIだと聞いても、
「Google検索と何が違うの?」
「パソコンに詳しくなくても使える?」
「無料版でも役に立つの?」
と感じる人も多いと思います。
私の両親も、GoogleやYahoo!などの検索サイトを使うことはできます。わからない言葉を調べたり、気になることを検索したりすることは、普段からしていました。
ただ、検索結果にはたくさんのページが並びます。どれを読めばよいのかわからなかったり、説明が難しかったりすると、自分が知りたい答えまでたどり着くのが大変なこともあります。
そんな両親に私がすすめたのがChatGPTでした。
検索サイトの代わりというよりも、知りたいことを自分の言葉で何度でも聞ける、身近な相談相手のように使えると思ったからです。
今回は、私が両親にChatGPTをすすめた実際のきっかけも交えながら、ChatGPTとは何か、無料版でどのようなことができるのか、初めて使う時の注意点までわかりやすく紹介します。
ChatGPTとは?検索よりも会話に近いAIツール
ChatGPTは、入力した質問に対して、会話をするように答えてくれる生成AIです。
難しい操作を覚える必要はありません。スマートフォンやパソコンで画面を開き、普段誰かに質問する時のように文章を入力します。
例えば、
「冷蔵庫に卵と玉ねぎがあります。簡単な夕飯を考えて」
「このメールを、もう少し丁寧な文章にして」
「旅行に必要な持ち物を初心者向けに教えて」
と質問すると、その内容に合わせて答えてくれます。
検索サイトでは、自分で検索結果を開き、必要な情報を探します。
ChatGPTでは、知りたいことを会話しながら聞けるのが特徴です。
一度の説明でわからなければ、
「もっと簡単に説明して」
「この部分だけ詳しく教えて」
「専門用語を使わずに教えて」
と続けて質問できます。
私は、このように自分が納得できるまで聞き直せるところが、ChatGPTの便利な点だと感じています。
母にChatGPTをすすめたきっかけは新居のインターホン
母が新しい家に引っ越した時、インターホンにたくさんのボタンが付いていました。
母から電話で、
「このボタンは何に使うの?」
「録画を見るには、どれを押せばいいの?」
と聞かれたのですが、私にはインターホンの実物が見えません。
電話でボタンの位置や形を聞きながら説明するのは難しく、母も一つずつ伝えるのが大変そうでした。
そこで私は母にChatGPTのリンクを送り、スマートフォンに入れてみるように伝えました。
そして、
「インターホンの写真を撮ってChatGPTに送って、『このボタンは何をするボタンですか』と聞いてみて」
と説明しました。
全部のボタンを一度に質問するだけでなく、さらに気になるボタンがあれば、
「右下のこのボタンだけ、もう少し詳しく教えて」
と続けて聞けばよいとも伝えました。
母は実際にインターホンの写真を撮って質問し、ボタンの役割を一つずつ確認できたそうです。
その後、母が言った言葉が今でも印象に残っています。
「これなら、何か気になることや必要なことがあるたびに、あなたたちに聞いて困らせなくて済みそうだからいいね。」
もちろん、私たちは母から質問されることを困るとは思っていません。
それでも母の側には、何度も子どもに電話して聞くのは申し訳ない、忙しい時に邪魔をしたくないという気持ちがあったのだと思います。
その言葉を聞いて、ChatGPTは答えを調べるためだけではなく、誰かに気兼ねせず質問できる相談相手としても役立つのかもしれないと感じました。
ChatGPTの無料版でも日常生活に使える?
ChatGPTには無料で利用できる範囲があります。
初めて使う人は、最初から有料版に申し込む必要はありません。
まずは無料版で、どのような使い方が自分に合うのか試してみるだけでも十分です。
無料版でも、質問をしたり、文章を作ったり、難しい言葉を説明してもらったり、料理や旅行の相談をしたりと、日常生活のさまざまな場面で利用できます。
利用できる機能や回数は、時期や利用状況によって変わることがあります。
私の両親のように、まずは生活の中の小さな疑問を聞いてみたい人なら、無料版から試してみるのがよいと思います。
例えば、
「このスマートフォンの表示はどういう意味?」
「町内会に送る短い連絡文を作って」
「この写真に写っているものを説明して」
という質問なら、ChatGPTの使い方をイメージしやすいでしょう。
使っているうちに、もっと多く質問したい、仕事や勉強でも使いたいと感じた時に、有料版を検討すれば十分です。
ChatGPT有料版はどんな人に向いている?
有料版は、ChatGPTを仕事や勉強で頻繁に使う人、長い文章やファイルを扱いたい人、画像作成などの機能をより多く使いたい人に向いています。
ただし、必要かどうかは人によって違います。
周りの人が有料版を使っているからといって、すぐに申し込む必要はありません。
まず無料版を使ってみて、
「毎日のように使うようになった」
「利用できる回数が足りない」
「もっと多くの機能を使ってみたい」
と感じてから考えるほうが、自分に必要かどうかを判断しやすいと思います。
初めて使う人や、日常の調べものを少し手伝ってほしい人は、まず無料版で十分かどうか確かめてみましょう。
ChatGPTを使う時に気を付けたいこと
ChatGPTは便利ですが、答えがいつも正しいとは限りません。
自信があるような文章で、間違った内容を答えることもあります。
特に、医療、法律、税金、年金、役所の手続きなど、生活に大きく関わる内容は、ChatGPTの回答だけで判断しないことが大切です。
必ず公的機関の公式サイトや、専門家の案内で最新情報を確認しましょう。
家電や設備の使い方についても、機種によって操作方法が違います。
写真を見せて説明してもらった場合でも、最終的には取扱説明書やメーカーの公式情報を確認すると安心です。
また、住所、電話番号、パスワード、銀行口座番号、クレジットカード番号などの大切な個人情報は入力しないようにしましょう。
ChatGPTを「何でも正しく答えてくれる先生」と考えるのではなく、最初の相談相手や、調べものを手伝ってくれる相手として使うのがちょうどよいと思います。
ChatGPT初心者は何から質問すればいい?
初めてChatGPTを開くと、何を入力すればよいのかわからないことがあります。
その場合は、今困っていることや、今知りたいことを、そのまま文章にしてみてください。
きれいな文章にする必要はありません。
「このスマホの表示がわからない」
「冷蔵庫にある材料で夕飯を作りたい」
「友人に送るお礼の文章を考えて」
「この言葉を小学生にもわかるように説明して」
これだけでも十分です。
答えが難しければ、
「もっと簡単に説明して」
と聞けばよく、説明が足りなければ、
「もう少し詳しく教えて」
と続けて質問できます。
一度の質問で完璧な答えをもらおうとしなくても大丈夫です。
人と話すように、少しずつ質問を重ねることが、ChatGPTを使いやすくするコツです。
ChatGPTは「最初の相談相手」として使うとちょうどいい
私は両親に、ChatGPTを何でも解決してくれる特別な道具として紹介したわけではありません。
わからないことがあった時に、まず気軽に相談できる相手として紹介しました。
そして、
「まずChatGPTに聞いてみて、それでもわからなかったら私に聞いてね。」
と伝えています。
検索はできても、自分の状況にぴったり合う答えを見つけるのが難しい時があります。
そんな時にChatGPTを使うと、知りたいことを自分の言葉で聞き、わからない部分だけを何度でも質問できます。
母が「これなら、あなたたちに何度も聞かなくて済みそうだからいいね」と言った時、AIは若い人やパソコンに詳しい人だけのものではないのだと、私も改めて感じました。
難しく考えなくても、家族に相談するような気持ちで使えば、日常の小さな困りごとを解決する助けになります。
まずは無料版で、今日気になったことを一つ質問してみるところから始めてみてください。
私自身も、両親に一つずつ説明するような気持ちで、難しいデジタルの話をできるだけ簡単に伝えていきたいと思っています。
このブログでは、これからもChatGPTの使い方、スマートフォン、パソコン、インターネットの便利な機能について、専門用語をできるだけ使わず、家族に説明するように一つずつ紹介していきます。




