スマホのバッテリーは0%まで使い切るべき?電池を長持ちさせる正しい充電方法
「スマホは、バッテリーを0%まで使い切ってから充電したほうがいい」
お母さんも、以前そんな話を聞いたことがあるかもしれませんね。
昔の携帯電話では、電池を最後まで使ってから充電したほうがよいと言われることがありました。ところが、現在のスマホでは、充電に対する考え方が少し変わっています。
まだ30%残っているのに充電してもいいのか、毎晩100%まで充電しても問題ないのか、迷うこともありますよね。
今回は、今のスマホに合った充電方法を、難しい言葉をできるだけ使わずに一つずつ説明します。
今日のレッスン
今日のポイントは、次の3つです。
スマホのバッテリーは0%まで使い切らなくてもよい
20〜80%は一つの目安で、必ず守る決まりではない
充電方法だけでなく、スマホを熱くしないことも大切
毎回ぴったり同じ残量で充電しなくても大丈夫です。無理なく続けられる使い方を覚えていきましょう。
スマホのバッテリーは0%まで使い切る必要がある?
一番大切なのは、今のスマホは0%まで使い切る必要がないということです。
現在のiPhoneやAndroidスマホには、主に「リチウムイオン電池」が使われています。
名前は少し難しく聞こえますが、「今のスマホで一般的に使われている充電式の電池」と考えれば十分です。
この電池は、残量が完全になくなるまで使い続けるより、少なくなってきた段階で充電するほうが、よい状態を保ちやすいとされています。
そのため、「まだ30%あるから充電してはいけない」と考える必要はありません。外出の予定があるときや、次に充電できる時間が分からないときは、早めに充電しておきましょう。
スマホの充電は何%になったら始める?
スマホの充電を始める残量に、絶対的な決まりはありません。
一つの目安としてよく紹介されるのが、20%前後になったら充電を始める方法です。
バッテリーが0%になり、スマホの電源が自動的に切れる状態を何度も繰り返すと、電池の劣化を早める可能性があります。
残量が少ないという通知が表示されたら、「そろそろ充電しよう」と考えるくらいで構いません。
ただし、50%や60%の状態で充電しても問題はありません。少しずつ充電する「継ぎ足し充電」も、現在のスマホでは普通の使い方です。
スマホは100%まで充電しても大丈夫?
スマホを100%まで充電すること自体は、すぐに電池を傷めるような使い方ではありません。
旅行や長時間の外出前など、電池を多く使いそうな日は100%まで充電しておくと安心です。
ただし、バッテリーが満タンの状態で高温になったり、長時間充電器につながれたままになったりする生活を毎日続けると、劣化しやすくなる場合があります。
最近のiPhoneやAndroidスマホには、持ち主の充電習慣を学習し、100%になる時間を自動で調整する機能もあります。
たとえば、夜に充電を始めると、途中で充電速度を緩め、起床時間に合わせて100%に近づける仕組みです。
設定されている機種なら、寝る前に充電することを必要以上に心配しなくてもよいでしょう。
スマホのバッテリーを長持ちさせる充電方法
バッテリーの劣化をできるだけ抑えたい場合は、20〜80%程度を目安に使う方法があります。
ただし、これは毎日必ず守らなければならないルールではありません。
80%になった瞬間に充電器を外したり、残量が20%になるまで充電を我慢したりすると、スマホを使うこと自体が面倒になってしまいます。
普段は20〜80%を意識しつつ、必要なときは100%まで充電する。そのくらいの気持ちで十分です。
充電が終わっていることに気づいたら充電器を外す、電池切れを何度も繰り返さない、という使い方から始めてみましょう。
急速充電はスマホのバッテリーに悪い?
急速充電とは、普通の充電よりも短い時間でバッテリーを充電する機能です。
「速く充電すると電池が傷むのでは?」と心配になるかもしれませんが、対応しているスマホと信頼できる充電器を使っていれば、過度に気にする必要はありません。
スマホ側が電池の状態や温度を確認しながら、充電する速さを自動で調整しています。
ただし、急速充電中は本体が温かくなることがあります。触れられないほど熱くなった場合は、いったん充電をやめて、ケースを外し、涼しい場所で休ませましょう。
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツ
充電する残量以上に気をつけたいのが、スマホの温度です。
バッテリーは暑さに弱いため、真夏の車内や直射日光が当たる窓辺などに置くと、劣化が進みやすくなります。
充電しながら長時間ゲームをしたり、動画を見続けたりすると、本体が熱くなることもあります。スマホがいつもより熱いと感じたら、少し休ませてください。
また、充電器やケーブルは、スマホメーカーの純正品か、安全基準を満たした信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
価格だけで選ぶのではなく、使用しているスマホに対応しているかを確認することも大切です。
スマホの更新、つまりアップデートを行い、最新の状態に保つことも役立ちます。アップデートには、電池の使い方や充電機能を改善する内容が含まれることがあります。
スマホのバッテリーを長持ちさせるために避けたいこと
次のような使い方は、できる範囲で避けましょう。
毎回0%になるまで使い続ける
暑い車内や直射日光の下に放置する
本体が熱いまま充電や動画視聴を続ける
対応しているか分からない充電器を使う
長期間使わないスマホを0%のまま保管する
全部を完璧に守らなくても構いません。特に「0%を繰り返さないこと」と「高温を避けること」の二つを覚えておくとよいでしょう。
よくある質問
毎日充電しているけれど、バッテリーは傷みませんか?
毎日充電しても問題ありません。
今のスマホは、必要に応じて少しずつ充電する使い方を前提に作られています。毎日充電することよりも、0%まで使い切ることや、本体が高温になることに注意しましょう。
夜寝ている間に充電しても大丈夫ですか?
最近のスマホには、充電を自動調整する機能が付いているものが多いため、通常は大きな問題にはなりません。
ただし、布団や枕の下で充電すると熱がこもるため避けてください。スマホは机や棚など、熱が逃げやすい場所に置きましょう。
充電しながらスマホを使ってもいいですか?
短時間の確認やメッセージの返信なら、あまり心配する必要はありません。
ただし、充電しながらゲームや動画視聴を長時間続けると、本体が熱くなりやすくなります。熱を感じたら、充電か使用のどちらかをいったん止めましょう。
バッテリーを交換する目安はありますか?
以前より充電の減りがかなり速くなった、残量があるのに突然電源が切れる、スマホが膨らんでいるように見える場合は、バッテリーが劣化している可能性があります。
特に本体や画面が浮いている場合は、そのまま使い続けず、メーカーや携帯電話会社、修理窓口に相談してください。
今日のまとめ
今のスマホは、バッテリーを0%まで使い切ってから充電する必要はありません。
残量が20%前後になったら充電する方法を一つの目安にしながら、生活に合わせて早めに充電しても大丈夫です。
100%まで充電することも問題ありませんが、満タンの状態で高温になることや、スマホが熱いまま使い続けることには注意しましょう。
バッテリーを守るために、細かな数字を毎日気にする必要はありません。電池切れと高温を繰り返さないことが、長く使うための基本です。
今日覚えるといい一つ
今のスマホは0%まで使い切らず、残量が少なくなったら早めに充電しましょう。


